アイデンティティとは、他人や社会との関わりの中で、自分が自分であるという感覚を持つこと。アイデンティティ ガーデンとは、自分の育った環境(地域性)を植物で作り上げ、かつ季節を感じ取れ、リラックスができる空間(お庭)のことです。
そんなリラックスができるお庭のご提案をさせていただきます。
アイデンティティを感じれるお庭(例. 横浜)
ヤマユリは、日本特産の種類で、毎年7月ころ花を咲かせます。神奈川県(県花)の気候風土によく合い、県内各地で人々に愛されています。
横浜市都築区にはアジサイ緑道やアジサイ寺があるなど、アジサイにゆかりのある街です。その中に新たなアジサイを提案致します。
横浜市都築区の木として選定されている植物。
夏にたくさんの花が咲き、低木としても利用されています。
里山に自生する植物で、横浜の里山などにも自生してる植物です。自然な風景を連想させてくれます。落葉の低木で、初夏に白い花が多数咲きます。
その他イメージ写真
某武蔵野工場 アイデンティティGARDEN提案例
提案コンセプト
大地と水が育んできたやわらかでしっとりとした武蔵野崖線の自然の美しさを描く
【A案】
武蔵野にそびえるシンボルツリー案
【B案】
武蔵野の多様性を象徴する案
【C案】
武蔵野を凝縮した”小さな森”案
武蔵野崖線の緑とシンクロする
地域種・在来種を基本にした植栽計画
地域に馴染みある植生種を高木群、草木群の基本構成としつつ、四季折々で可憐な小花や木の実を愉しめる植栽計画とします。
多摩川の大地をかたどる
盛り土と土留めを組み合わせた立体的な構成
現況ではフラットな花壇に対して盛り土を施し、より自然に近い柔らかな起伏ある地形を描きます。また石などの土留めを設けることで盛り土の存在感をより際立たせ、生き生きとした風景にします。
武蔵野崖線の水をあらわす
土を雨水で酒養する「雨仕舞い」
水が豊かな郷土の環境に敬意を表し、限られた規模の植栽地であっても雨水を単に排水溝に誘導するのではなく、受け止めて丁寧に・綺麗に土に還す造作を設え、それらを人に見える形にします。